Auto 自動油圧ポンプ:他社との比較 |
比較項目 |
プララド XE1-Auto自動油圧ポンプ |
一般のセミオート油圧ポンプ |
構造と仕組み |
油圧センサーとマイクロプロセッサーが内蔵され、ポンプにホースとレンチを接続して
1ストローク試運転をするだけで
○油圧レンチの機種
○油圧ホースの長さ
○油圧ホースの膨張量
を瞬時に判断し記憶します。後は、ポンプが全てを考えてくれます。
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タイマーで、レンチのシリンダーが、何回かストロークすると切れる方式。 |
タイマー、調節 |
※曖昧なタイマーは存在せず、調整不要。 |
油圧ホースの長さやレンチ機種に合わせた、複雑なタイマーの調整が必要。
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危険性と
問題点 |
締め付け完了まで自動運転を続け、
締結完了後に自動停止する。
油圧レンチ内のシリンダーの動きまで、微妙な圧力変化で察知して自動運転します。 |
締め付けが完了していなくても、自動停止するので錯覚して、締め不足から事故の危険がある。
また油温や油圧ホースの膨張率によって狂いやすい。 |
加熱 |
油圧レンチのシリンダー容積をポンプ自体が自動的に計算して記憶しており、ストロークエンドに達する直前に油圧レンチに戻り指令が出されるので、毎回に最大圧に達せず、加熱が起きない。 |
レンチ内のシリンダーピストンは、ストローク毎にストロークエンドで最大圧に達するので、急速なポンプの加熱は避けられない。(*圧力スイッチ方式のポンプの場合でも短時間で加熱するため長時間作業には難しい。) |
総合 |
完全な自動運転のため、加熱の心配がなく、高い精度の締め付けができる。またタイミングロスが無いため、誰が使用しても最も速い駆動操作を実現。 |
基本的には、通常の油圧ポンプにタイマーを取り付けただけであって、技術的な新規性はなく、締め付け不足のリスクや加熱の問題が未解決。 |